日本はデフレ?資本主義ルールに負けないために
日本はデフレなのか?
以前にも書いたかもしれませんが、果たして日本は本当にデフレなのか?という事を今日は考えてみようと思います。
電車や高速料金などの交通費、水道光熱水費、通信費、そのどれもがジワジワ上がって来ているのは間違いないはずですが、一つ盲点なのが食費。
一見さほど値上げをしていないかのように見えますが、その内容量って減ってませんか?
ポッキーとか、昔はもっと沢山入っていたような気がしますが、無駄に小分けされていて本数は減ったと思います。(気のせい?)
なので実質値上げであって、デフレではなくインフレではないでしょうか?という個人的見解です。
資本主義ルールの先鋭化
上記の事がもし本当であると仮定して、それでも給料が増えていれば特に問題ないのですが、現状そうでない事が多い。インフレというよりスタグフレーションに近い気もします。
日本株の外資比率って増えてきているんですよね。彼らは物言わぬ日本人株主と違いますから、自社株買いや増配に対して多くの注文を出すはずです。最近の高ROE傾向にも頷けます。
日本人は「会社は社員の物」と思いがちですが、本来は「会社は株主の物」です。
つまり「昇給」がおろそかにされて「増配」が優先されるという、良い悪いは別として資本主義のルールに忠実な状態になるわけです。
ますます預金第一主義が厳しい時代になってくるでしょう。
ポテンシャルを活かすための読書と投資
逆にしっかりと勉強してインフレ対策をしておくと、危機を脱するばかりか益々裕福になる事も可能です。
賛否両論ありますし先々の事は全く分かりませんが、もし日銀の出口戦略が失敗してハイパーインフレになってしまったら日本円は紙切れに、外貨所有者は大金持ちになります。
日本人のポテンシャルは本来高いはずですが、自ら情報を取りに行く姿勢を強めない限り、その強みを活かせないどころか、今後ますます衰退化の恐れがあります。
その為にもやはり読書と投資は重要になってくると思います。
投資気分'sWILL
- 読書!
- 投資!
米国株取引時間と手続きミス、バビロンの大富豪、投資の基本
米国株の取引時間と、その他注意点
本日祭日により日本は休場、米国市場は通常通り取引が行われています。
僕が使っているマネックス証券でも取引出来ますが、ドル転だけは日本市場開業日にしか出来ないのを忘れており、今日は身動きが取れずじまいでした。
ただその辺りの見落としさえなければ、米国株は昼間の働いている時間ではなく夜にゆったりとした気持ちで取引出来ますから、優れている面の一つではないかと思います。
立会時間は
- 23:30~翌6:00
サマータイム(3月第2日曜日から11月第1日曜日)の立会時間は
- 22:30~翌5:00
です。
日本のように休憩挟んでの「前場」「後場」とかありません。ぶっ通しです。
同じく、日本でお馴染みの「ストップ高」「ストップ安」もありません。上がれば上がりっ放し、下も同様。さすが投資大国です。
バビロンの大富豪
バビロンの大富豪を読みました。
投資とは何ぞや?という概念や、「投資の定義」を考えるのにオススメの一冊だと思います。
この本の面白い視点は、お金を「お金」をとしてではなく、「従業員(時代的な考察により本来は奴隷と書かれています。)」として捉えていることであって、さらにはその従業員を「働かせる」としています。
確かに投資とは「お金を使ってお金を稼ぐ」ワケですから、「従業員を使ってお金を稼ぐ」という事ある意味と同じなのかもしれません。非常に面白い。
以前とあるファイナンシャルプランナーが同じような事言っていましたが、もしかしたらこの本の内容だったのかな?
- 稼いだお金の9割で生活、1割は自分へ。
- うまい話には飛び付かず、知恵を持って投資を。
- 1割のお金を寝かせるのではなく、働かせる。
素晴らしい基本ですね。
投資気分'sWILL
- 手続きに気を付ける
- 投資の基本を思い出す
3つの視点、人の行く裏に道あり花の山
3つの視点
企業や株に対して、「消費者」「経営者」「株主」この3つの視点が常に存在しています。
ドラッカーから言わせれば「イノベーションが起こらない企業は廃れる」となりますが、株主からすると「イノベーションを起こされると株主還元が減る」となります。
営業利益が出たところで、それが配当や自社株買いに回らず設備投資に費やされる訳ですから、株主としては有難迷惑です。
逆に消費者としては良い商品が手に入るようになるので、「どんどんやってくれ!」ですね。
経営者にとっては、イノベーションが必要な業界ではその経営手腕が問われますから、彼らは有能でなければなりません。イノベーション不要であれば無能でも構わない事になります。
このように三者三様の利害があるのが株式市場だと思います。
オールドエコノミー、下げている時こそ買い
そんな中どの様な銘柄に投資するのが良いのかは非常に悩みどころですが、やはり株主還元を重視している企業は外せません。
また、そもそものイノベーション不要産業であれば、経営陣がイマイチであっても株主利益は吐き出され続けますから、長期投資にはもってこいです。
となるとやっぱり個人的狙い目はオールドエコノミーと呼ばれる、大昔からある産業かな。
ハイテク銘柄が買われている反面、ディフェンシブな通信銘柄が下げています。(TとかVZとか)PERもだいぶ低めです。
なので以前に書いた通り、またちょびちょびと買っています。
「人の行く裏に道あり花の山」ですね。
投資気分'sWILL
- 株主利益優先企業を買う
- 下げている銘柄こそ買う
お金持ちというゴール設定、態度を変える、PM配当金
ゴール設定の必要性
ここ最近「お金持ち」について連日のように考えています。
「どんだけお金欲しいんだよ」って感じですが、まぁ正直結構欲しいんだと思います(笑)
中でも「節約」について色々思い悩むのですが、まずそもそも自分がどの位の「お金持ち」になりたいのかを最初に決めなければ、その結論はきっと出ないでしょう。
というのも、例えば以下の3つのゴールによっては現在の取るべき行動が変わってくるはず。
- 月収20万だ!
- 月収50万だ!
- 月収1,000万だ!
1の場合に見るべき情報誌はタウンワークで十分。要はアルバイトだけでも達成可能です。
3は就活やってる場合ではありません。取り敢えず起業でしょ!
つまり何事もゴール設定が最初で、行動は後から付いてくるという理屈になります。
ゴール設定からなる現状の態度
では自分の場合はどうしたいのか?
先日、月収のゴールは100万としました。すると今のままでは全く到達不可能なので、何かしら態度を変えなければなりません。
節約を徹底した所で月収100万は逆立ちしても無理です。仮に現在月120万の収入があって出費を20万に抑えたいというのならば「節約」は正しい行動ですが、僕の場合には全く当てはまりません。
ですので僕が取るべき行動は、収入の幅を増やす事、そしてみみっちい態度を変える事ではないかと思った次第です。
節約より投資だし、ここ数年間身に付ける物までケチってきてしまいましたが、それも改めようと思っています。
まずはお金持ちと友達になることかな?彼らはきっと有益な情報を持っていると思いますので、積極的にアプローチしていきたいと思います。
みみっちい格好だと話しかける勇気も出ないですからね。態度を変える事はやはり重要だと思います。
コーチング関連本です。これのお陰かは分かりませんが収入が少し増えました。ゴール設定に関しては大変参考になります。
PM(フィリップ・モリス)より配当金チャリーン
タバコ銘柄フィリップ・モリスより配当金7株分$7.26(現レートで¥817)頂きました、チャリーン。少なっ。でもありがとうございます!
シーゲル氏が本で推している銘柄の一つです。
PM(フィリップ・モリス) | 2017/07/14 |
---|---|
株価 | $119.40 |
PER | 26.36% |
配当利回り | 3.49% |
4半期ごと配当金 | $1.04 |
投資気分'sWILL
- 節約は程々に
- お金持ちのような態度を心掛ける
お金持ちの真似、節約する対象としない対象
節約する対象は?
最近は「お金持ちになりたければお金持ちの真似をするべき」という論調に賛同していますので、爪に火をともす的な行動は慎むようにしています。でも無駄な出費は極力抑えたい。
節約といえども一体どこまで節約するかの線引きが難しいですが、「同じ機能で異なる価格帯」の物がもしあるのならば、それは無条件に低価格の方へ変えるべきだと思いますね。
代表的なものは携帯電話などでしょうか。
数ヶ月前の話ですがauからmineoに移行したところ、毎月約¥5,000の節約になりました。(浮いたお金を純金積立にそっくりそのまま移行!)
ただ僕の場合auのガラケー契約を残したままmineoでデータ通信契約という状態なので、全てをmineoで契約するなるならば¥6〜7,000程の節約になるかもしれません。
定期預金の利回りなども「同じ機能で異なる価格帯」のカテゴリーに属するので、今ではどこも低金利ですが一応リサーチをかけても良いと思います。預入金額が多ければ利子収入もそれなりになるかもしれませんからね。
まとめるなら、定期預金は少し異なるかもしれませんが「同じ機能で異なる価格帯の消費財」は低価格帯の物へ変える、という事になります。
節約しない対象は?
先程の例とは逆に変えなくて良い物、節約しなくても良い物もあります。
結論から言ってしまえば「同じ機能で異なる価格帯のブランド消費財」です。
これは例えばロレックスやルイヴィトンやポルシェなど、ノーブランド品と比べて機能的には大差ない割に高価格な物となります。
節約の概念とはまるで正反対ですが一応それなりの根拠はあって、それは何より売れるから!
ノーブランドの時計などは買った瞬間から価値が下がり始めますし、国産車などもきっとそうですね。「新品未使用」ですら同じように価格が下落していくと思われます。
逆にブランド品は価格が下がりにくいばかりか、プレミアムが付いて値上がりする物まであります。つまりそれらブランド品は「消費財」という機能にプラスして「資産」としての価値を持ち合わせている事になりますね。
お金持ちとは、資本持ちであると思います。
確かに彼らは金融資産や不動産の他、多数のブランド品を身に付けていたりしますが、消費財にまで「分散投資」をしているのかもしれません。(お金持ちの本能として!)
すぐに現金化でき、価値が上がるようなものは節約せずに積極的に買っていきたいと思います!
投資気分'sWILL
個別銘柄の分散はかなりの資金量が必要、ETFとは?MOから配当金
資金量により分散投資の可否が決まる
株式投資でリスクを減らしたいのなら、やはりETFが1番だと思います。
個別株で分散投資をするとしても、手持ちの資金量が少なければ結局分散出来ずじまいになってしまうんですよね。
例えば僕が10万円しか持っていないとします。10万円で買える銘柄というのは非常に少ない上、その額ではほとんどの場合1銘柄買って終了ですから分散もへったくれもありませんね。
じゃあ単元株じゃなくて端株(1株から買える)で持とうすると、間違いなく手数料負けします。
手持ち資金が100万円あるなら多少なりとも分散は出来ますが、たかが知れています。
ですので個別銘柄を保有する前提においては、手持ち資金が多ければ多いほど分散が可能で、少ない場合は分散不可能となります。
ETF例え話
(架空の例を挙げて書いてみます。)
前記の通り手持ち資金が少ない場合は個別銘柄による分散は不可能と書きました。
逆に資金量が多いと個別銘柄による分散は可能なので、「投資気分ファンド」と銘打ったファンドを設立して、僕が色々な人から資金を集める事にしました。
上手いこと100人から合計1億円を借りられ、それを元手に個別銘柄に分散投資して運用。その結果配当金や売買益が発生したので、資金を貸してくれた100人に手数料を差し引いた「分配金」を渡します。
これがいわゆる投資信託です。
ただこれだと直接お金をやり取りしなければならず非常に面倒なので、「投資気分ファンド」を普通の企業と同じように上場してしまい、株式と同じシステムで資金のやり取りをしちゃおう!という物がETFになります。
「投資気分ファンド」100株100万円とし、それを100人の人が買ってくれると、めでたく合計1億円集まりました!という感じかな。
いかがでしょう?
たった100万円で1億円分の銘柄に分散投資出来るのが投資信託やETFの素晴らしいところです。その上ETFは手数料が激安な物が多いですから、なおさらオススメになります。
MO(アルトリア)から配当金
MO(アルトリア)から、8株分$4.39(現レートで¥497)頂きました、チャリーン。
アルトリアはタバコ企業です。まだまだこの世からタバコは無くならないでしょう。
PER低いですね、欲しいな。
MO(アルトリア) | 2017/07/12 |
---|---|
株価 | $73.84 |
PER | 10.00% |
配当利回り | 3.3% |
4半期ごと配当金 | $0.61 |
投資気分'sWILL
- リスクを減らすならETFがベスト
- MO買い増し
マイルールの重要性と、愛すべき暴落相場
マイルールの重要性
未だアセットアロケーションを策定していない身として偉そうな事は言えませんが、今まで細々ながら株式投資をやってきた中で最も大事だと思った事の一つに、マイルールがあります。
マイルールによって市場で起こるアクションへの対応が180度変わりますから、大変重要です。
僕の場合は長期投資なので株価が下がった場合に取るべき行動は「買い」ですが、もしデイトレやスイングトレードならば「売り」になります。
見るべき情報も長期投資においてはPERや配当利率、デイスイングではそれらの重要性は下がります。
ただ、どのようなルールが自分に合っているかはその人の性格や才能に基づきますから、まずはやってみる事が必要ですね。最初からルールを決めるといよりも、やりながら覚えるという感じです。
ですので、最初はいかに失敗を少なくするかを意識してみると良いかと思います。
暴落相場は愛すべき存在!
長期投資の良いところはとにかくリスクが少ない事です。
少ないどころか、20年以上の長期になるとキャッシュはおろか国債よりもリスクが減るわけですから、長期の株式投資を行わない方がリスクの増大を招くことになります。
短期で考えるとやはりリスクはあります。特に定期的に起こる暴落相場によって手持ち資産が棄損しますので、そこだけは肝に命じておく必要があります。
とはいえ、この暴落相場は短期的なリスクではありますが、長期的に考えるとリターンの増大を招く起爆剤の役割も果たすという事実があります。
昨日ご紹介したシーゲル本にこう書かれています。
大恐慌が起こらなかった場合、前回のピークで投資した1000ドルは、1954年11月、2720ドルになっている。これは、実際に大恐慌を経験した投資家が手にした累計リターンを60%下回る。(株式投資の未来 /ジェレミー・シーゲル)
約20年間において実際のS&P500リターンは$4,440、もし仮に暴落が無ければ$2,720になるという事は、長期投資家においては暴落相場こそ愛すべき存在なんですよね。
暴落相場はいずれ来ると思いますが、それは自分にとって味方以外の何者でもないという「事実」をマイルールの一つに加えておきたいと思います。
投資気分'sWILL
- マイルールに忠実に
- 暴落相場は愛すべき存在!