マイルールの重要性と、愛すべき暴落相場
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マイルールの重要性
未だアセットアロケーションを策定していない身として偉そうな事は言えませんが、今まで細々ながら株式投資をやってきた中で最も大事だと思った事の一つに、マイルールがあります。
マイルールによって市場で起こるアクションへの対応が180度変わりますから、大変重要です。
僕の場合は長期投資なので株価が下がった場合に取るべき行動は「買い」ですが、もしデイトレやスイングトレードならば「売り」になります。
見るべき情報も長期投資においてはPERや配当利率、デイスイングではそれらの重要性は下がります。
ただ、どのようなルールが自分に合っているかはその人の性格や才能に基づきますから、まずはやってみる事が必要ですね。最初からルールを決めるといよりも、やりながら覚えるという感じです。
ですので、最初はいかに失敗を少なくするかを意識してみると良いかと思います。
暴落相場は愛すべき存在!
長期投資の良いところはとにかくリスクが少ない事です。
少ないどころか、20年以上の長期になるとキャッシュはおろか国債よりもリスクが減るわけですから、長期の株式投資を行わない方がリスクの増大を招くことになります。
短期で考えるとやはりリスクはあります。特に定期的に起こる暴落相場によって手持ち資産が棄損しますので、そこだけは肝に命じておく必要があります。
とはいえ、この暴落相場は短期的なリスクではありますが、長期的に考えるとリターンの増大を招く起爆剤の役割も果たすという事実があります。
昨日ご紹介したシーゲル本にこう書かれています。
大恐慌が起こらなかった場合、前回のピークで投資した1000ドルは、1954年11月、2720ドルになっている。これは、実際に大恐慌を経験した投資家が手にした累計リターンを60%下回る。(株式投資の未来 /ジェレミー・シーゲル)
約20年間において実際のS&P500リターンは$4,440、もし仮に暴落が無ければ$2,720になるという事は、長期投資家においては暴落相場こそ愛すべき存在なんですよね。
暴落相場はいずれ来ると思いますが、それは自分にとって味方以外の何者でもないという「事実」をマイルールの一つに加えておきたいと思います。
投資気分'sWILL
- マイルールに忠実に
- 暴落相場は愛すべき存在!