勧められる商品の問題点
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勧められる商品の落とし穴
僕は銀行や証券会社で勧められた商品を買った事はありません。
これは基本的な事だと思いますが、彼らが勧める商品というのは、大前提としてまず「自分達が儲からなければならない」というバイアスがあります。(もちろん例外もあるでしょうが、金融商品において良心的な物は少ない。)
資本主義において、本来ならば売り手買い手共に利益を享受すべきですが、かたや金融の世界においては煩悩むき出しですから、自分達が損をする商品を顧客に売るはずがないのです。
それを証拠に、勧められる商品をしっかり分析してみると、間違いなく手数料が高額だったり、元々顧客が損をするように出来ている物ばかり。
今は21世紀の情報社会です。個人投資家の方々がブログで自身の運用成績を公開していたりするので、そちらを参考にした方が結果が良いと思います。
個人投資家は、自分が得する商品しか買いませんよね。当たり前。つまり銀行や証券会社のススメに従うよりも、パクリ投資の方がよっぽど良い結果に繋がります。
普通分配金と特別分配金
銀行や証券会社が勧めない商品の一つにETFがあります。
(以前僕なりにETFについてまとめた記事です。)
銀行、証券会社による最悪のオススメ商品の中に「毎月分配(特別分配)」の類の投資信託があります。
毎月の副収入が増えるとなると確かに嬉しいものですが、そこには購入者が損するカラクリが隠されていたりするので注意して下さい。
分配金には
- 普通分配
- 特別分配
の2種類があります。
普通分配金は、運用の結果の「利益」から支払われるものですが、特別分配金は利益ではなく「元本」から支払われるものを指します。
- 「¥10,000の商品を買って¥100円の利益が発生、それを口座に振り込みます」が普通分配金。時価総額¥10,000+キャッシュ¥100です。
- 「¥10,000の商品を買って¥500の損失が出ました。でも毎月分配だから¥100を口座に振り込みます」が特別分配金。時価総額¥9,400+¥100です。
2番に投資する意味がわからないと思いますが、普通にそんな商品が売られています。そしてプラスアルファ高額な手数料までかかってきたりするのもよくある話。どう考えても投資商品とは呼べないでしょう。
そんな物が普通に売られていますから(現に僕の両親が銀行で勧められたらしい。調べたら2の毎月分配型投資信託でした、、、。)注意して下さい!
勉強して少額からスタート
その様な商品を摑まされない為にも、多少の勉強が必要です。
とはいえ、机にかじりついてやる程の物ではなく、ググったりブログを閲覧するだけで最初は十分。
昔とは違い、今は無料でも素晴らしい情報が山ほどあります。その上で入門書から始め専門書に行き着けば良いと思います。
最初から専門書を買って嫌になるより、段階を踏んで行けば、自ずと良い結果が付いてくるのではないでしょうか?
もちろん入門書の中でも「絶対儲かる」的な物は避けた方が良いでしょう。絶対儲かるのであれば世の中に損する人は存在しないはずですが、「果たして現実は?」です。
後は怖がらず少額からスタートしてみる。楽天証券では楽天ポイントで投資信託が買えます。それもナント¥100から!実際僕はポイントが貯まった時点で投資信託に変えています。
ポイントだったら痛くも痒くもありません。良い時代になったなぁ!
投資気分'sWILL
- 勧められる物より、自ら望んだ物を
- ポイントを貯めるのなら投資信託へ変えてみる