長期保有の国債はリスキー、インフレに負けない資産
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日本は本当にデフレ!?
日本はデフレで大変と言われ続けていますが、光熱費、電車代、高速料金などを考えると、「本当かよ?」と言いたい位、昔に比べるとその価格が上昇しています。
つい先日クローゼットから出てきたスラムダンクの背表紙を見たら3百円代でした。今のコミックは確か4百円代じゃなかったかな。
タバコなんかもずいぶん値上がりしましたね。
何か政治的な意図から「デフレ脱却」をスローガンにしているのかもしれませんし、実のところはインフレが潜在的に続いていて今後もその流れが持続されると仮定すると、やはり銀行預金だけではなく、インフレを吸収できる資産を持った方が良いと思います。
長期保有の国債はリスキー!
株はリスキーだと言われていますが、10年継続保有しているとそのリスクは国債とほぼ同じに、20年経つと国債よりリスクは下がります!
裏を返せば「長期保有の国債はリスキーだ!」とも言える事になりますね。
キャッシュなんてもっと悲惨で、米国の場合を考えると1801年の$1は、2001年には$0.07の価値に下落。
ちなみに1801年の長期国債$1は、2001年には$1,072。
1801年の株式$1は、2001年には$567,485です!
長期的に考えると、現金至上主義がとてつもなく「リスキー」なのかが分かります。
シーゲルの株式投資の未来
早く買って読んでおけば良かった一冊。
インデックス投資が無難にリターンをもたらしてくれるのは周知の事実ですが、それよりも多くのリターンが得られる可能性のカギを握るのは配当であるとしています。
最も面白い視点だったのは、技術開発や生産性の向上によりその利益を得られるのは「投資家」ではなく「消費者」という事。
価格ドットコムなどの場合を考えると、確かに消費者にとっては物を安く買えますが、それによって得られる利益は希釈化し、まわりまわって投資家のリターンを押し下げるというのは納得できます。
通信料金の値下げの為、昨日持ち株のKDDIの株価が3%ほど下落していましたが、まさにこのパターンでしょう。
とはいえ低成長で高配当銘柄の長期保有は莫大なリターンを得られるようですし、KDDIは引き続きホールド。
このような判断を下す為にも読書は必要不可欠だと思いました。
投資気分'sWILL
- インフレと仮定して行動する
- 投資家が選ぶなら、成長より高配当!