零細個人投資家の定義、ドルコスト平均法
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零細個人投資家の定義①
一言で個人投資家といっても資産規模は人それぞれです。
そこには相対的なランク設定など出来なさそうですが、例えばアーリーリタイヤを達成した方とそうでない方の間には、厳然たる一つの線引きが出来ると思います。
年間の生活費が最低限度で300万円と仮定すると、金融資産1億円を保有して3%の利回りを出せる状態ならアーリーリタイヤ完成です。羨ましい!
しかしながら、そのようなリッチマンと比較した現在の僕はどうか?
ざーっと計算して年間不労所得が約6万円という、わずかなお小遣いを貰っておりますが、このくらいの場合は明らかな「零細個人投資家」と定義して良いんじゃないかと、さっき勝手に思い付きました。
今日は僕が勝手に思い付いた「零細個人投資家」の投資方針について考えていこうと思います。
零細個人投資家の定義②
零細個人投資家における一年間の投資金額は果たしてどの位か?
場合によっては急に数百万円の投資原資が出来る事もありますが、零細個人投資家の場合は「年間100万円以下」と、ここでも勝手に定義しちゃいます。
そうなると僕は明らかな零細個人投資家です。
勝手に定義付けをして自分を当てはめているだけですが、まぁこれで良しとさせて下さい、、、。
零細個人投資家のリスク許容度
続いて先ほど定義した、アーリーリタイヤが未完で年間100万円以下の零細個人投資家にとって、損失の許容範囲はいくら位でしょう?
これは完全に人によりますが、一般的にはやはり「ちょぴり」でも痛い。
1億円の原資を持つ資産家にとって1万円は「蚊に刺される」程度でしょうが、我々零細個人投資家にとっては「ハチに刺される」程度にランクアップするかもしれません。
そう考えると、高リスクなキャピタルゲインを取りに行く手法は、ある程度の資産規模になってからか、死ぬ気でデイトレード、スイングトレードの勉強をした上で、何が起きても冷静沈着でいられる精神を持ってからにした方が良さそうです。
すると結局残された道というのは、本業で投資原資を稼ぎ、出来るだけリスクを分散できるドルコスト平均法で買い続けるしかないと、現段階での僕は思います。
最強のドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、決められた時期に一定額を買い付けるという、リスクを最大限に抑える方法です。
実例を考えると分かりやすいのですが、例えば今日1株1,000円の株を100株買いました。合計10万円です。それが翌日半値の1株500円に急落、怖くなって売ってしまいました。損失5万円。「ああ、株なんかやらなければ良かった。」の様な事態が起こり得ます↓
日付 | 株価 | 株数 | 取得単価 | 損益 |
---|---|---|---|---|
6/1 | 1,000 | 100 | 1,000 | 0 |
6/2 | 500 | 100 | 1,000 | −50,000 |
それを避けるために、下記のよう毎日1株づつ買っていくとこうなります↓
日付 | 株価 | 株数 | 取得単価 | 損益 |
---|---|---|---|---|
6/1 | 1,000 | 1 | 1,000 | 0 |
6/2 | 500 | 2 | 750 | −250 |
6/3 | 1,200 | 3 | 900 | +300 |
6/4 | 900 | 4 | 1,025 | -125 |
6/5 | 1,500 | 5 | 1,020 | +480 |
ご覧の通り買い付け日数が多くなるほど平均値に近付いて行き、リスクを最大限避けることが出来ます。
これが本当に出来れば投資というものは何も怖くないですし実際にやろうと思えば実行できるのですが、そこには「手数料」という概念が抜けています。
上のような買い方をすると確実に手数料負けしてしまいす。
ではどうするか?
少し長くなってしまいましたので、続きは次の記事に持ち越します。