お金持ちになる為の視点、P/LとB/S、借金は悪ではない
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P/Lの視点
お金持ちになる為に必要だと思われる視点のひとつに、P/LとB/Sがあります。
一見難しそうですが、まずP/Lの方は超簡単。要は「お小遣い帳」であって、いくらもらって、いくら使ったかという物。
もらった金額より使った金額が少なければ「黒字」、その逆ならば「赤字」です。
そこで一般的に黒字は良い事、赤字は悪い事だと思われがちなのですが、実はそう単純ではありません。
その理由はB/Sの視点を持っていると分かってきます。
B/Sの視点
B/Sというのは、現時点でどの位の資産と負債を持っていて、その差し引きはいくら?というものです。
例えば持ち家の事を考えると、買値ではなく現時点の評価額を左。ローン残額がある場合は右上に、評価額とローンの差引を右下に書き出します。
左側の額と右側の額がイコールになります。
(こんな感じ↓)
資産 | 負債 |
---|---|
|
<純資産>
|
先ほどP/Lにおいて、「黒字=良、赤字=悪、とは言い切れない」と書きましたが、以下のような場合がそれに当たります。
毎月10%の利益が出る「機械A」などの、いわゆる設備投資をするため一時的に赤字になる可能性もありますが、長期的に考えると全く問題がないばかりか、その赤字のおかげで将来のリターンが増大する事もあります。
例えばある月のP/Lが↓
「収入50万」−「機械Aの頭金60万」=マイナス10万円の赤字
で、その時点のB/Sが↓
資産 | 負債 |
---|---|
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<純資産>
|
のような場合です。
あえて赤字になる投資をした結果B/Sもマイナスになりましたが、時間が経てばその投資分は回収され、その後は利益をチャリンチャリンもらい続ける事ができます。
借金は悪ではない
赤字や負債など、一般的には良くない事だと思われがちなのですが、決してそんな事はありません。
「借金はしちゃいけません!」
これは嘘だと思います。むしろ借金はした方が良いです。(もちろんギャンブルなどの為ではなく、きちんとした利益を出せる物に対してです。)
元々のお金持ちだったら話は別ですが、そうでない人がお金持ちになるには、B/Sの右側に負債が増えても、左側にどれだけ利益性のある資産を積み上げられるかにかかっていると思うのです。
負債が返済し終われば、あとはチャリンチャリン。
以上、P/LだけでなくB/Sの視点が必要な理由でした!
投資気分'sWILL
- B/Sを拡大させる
- 借金をむやみに恐れない