3つの視点、人の行く裏に道あり花の山
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3つの視点
企業や株に対して、「消費者」「経営者」「株主」この3つの視点が常に存在しています。
ドラッカーから言わせれば「イノベーションが起こらない企業は廃れる」となりますが、株主からすると「イノベーションを起こされると株主還元が減る」となります。
営業利益が出たところで、それが配当や自社株買いに回らず設備投資に費やされる訳ですから、株主としては有難迷惑です。
逆に消費者としては良い商品が手に入るようになるので、「どんどんやってくれ!」ですね。
経営者にとっては、イノベーションが必要な業界ではその経営手腕が問われますから、彼らは有能でなければなりません。イノベーション不要であれば無能でも構わない事になります。
このように三者三様の利害があるのが株式市場だと思います。
オールドエコノミー、下げている時こそ買い
そんな中どの様な銘柄に投資するのが良いのかは非常に悩みどころですが、やはり株主還元を重視している企業は外せません。
また、そもそものイノベーション不要産業であれば、経営陣がイマイチであっても株主利益は吐き出され続けますから、長期投資にはもってこいです。
となるとやっぱり個人的狙い目はオールドエコノミーと呼ばれる、大昔からある産業かな。
ハイテク銘柄が買われている反面、ディフェンシブな通信銘柄が下げています。(TとかVZとか)PERもだいぶ低めです。
なので以前に書いた通り、またちょびちょびと買っています。
「人の行く裏に道あり花の山」ですね。
投資気分'sWILL
- 株主利益優先企業を買う
- 下げている銘柄こそ買う