投資気分

3級FP技能士。主に投資、読書、たまに音楽やその他色々な事を書いていこうと思います。株式投資は自己責任で!

複利運用と、追加資金無しでの再投資

人類最大の発明、複利



資産を大きくしてくれる手法の中で最も重要なのは複利運用です。

複利はよく「雪の玉」に例えられます。小さな雪の玉が坂の上から転がり落ちると、地面に元々降り積もっていた雪がその小さな雪の玉にくっ付いて、転がり落ちる時間に比例して玉が大きくなるというものですね。

実際の運用例では、配当収入を消費に使わずそっくりそのまま再投資するという事になります。

こちらで計算してみると複利運用の実感が感じられると思います。

かのアインシュタイン複利の事を「人類最大の発明」と評したようですから、現代物理学と同様、不変の真理という事でしょう。

追加資金無しで再投資


複利運用をするにあたって一つのゴールは、追加資金を投入する事なく配当のみで追加投資をする、という物を考えています。

持ち株の日本株ならそれは十分に達成可能ですが、とはいえ再投資といっても1〜2株の「端株」になってしまいます。

それだと手数料負けするのはもちろんのこと、日本株の最大の強み「優待」を生かす事は出来ません。優待は100株や1000株など「単元株」でなければならないので、それを達成するのは相当先の話でしょう。

その点マネックス証券のNISA口座での米国株は、上記の事は達成可能です。

そもそも米株には優待が無いので問題なし。そしてNISA口座では買付手数料がキャッシュバックされるので、手数料負けの問題もクリアです。

僕の現状でそれに近いのがVZ32株。四半期ごとの配当金が$0.577なので、手取りで3ヶ月ごとに約$16.6入金されます。

もし仮に100株あったら3ヶ月ごと$51.9ですから、VZの株価が$40〜$50位としたら、追加資金無しで3ヶ月ごと1株、年間で4株買い増せます。

1銘柄だけで自動的に資産が増えるというゴール達成まであとVZ68株分、現レートで約34万円です。

意外と大した事ないですね!

やるっきゃない!

投資気分'sWILL

  • 複利運用を生かす
  • ゴール達成まで約34万!

ビットフライヤー口座作成、ハイパーインフレという歴史的事実

ビットフライヤーの口座作成



最近の不祥事等により、アベノミクス相場もそろそろ崩壊する日が近くなってきたのかな?と考えるようになった今日この頃です。

あとは何よりも日銀の出口戦略。これは果たして本当に上手くいくのだろうか。結構心配です。

巷で言われているような「ハイパーインフレ」の可能性もゼロではないと思うので、昨日の話題「ビットコイン」に関連してビットフライヤーの口座を作ってしまいました。

証券口座の様な煩わしさは特になく、上記ページにメールアドレス入力して、その後はスマホアプリから必要事項を記入するだけの作業でした。超簡単。

ただ実際買うかどうかはまだ分かりませんし、もしやるとしても遊び程度かな?クレジットカードで買えるのは良いですね。(手数料1%?)

何はともあれ先ずは勉強してからです。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ


歴史は繰り返すと言いますが、戦後日本でハイパーインフレは起きています。

預金封鎖と新円切替もやってのけているので、歴史的事実として頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

当時膨大なキャッシュや国債だけを持っていたお金持ちは、ハイパーインフレにより一瞬にしてその立場から脱落したものと思われます。

インフレは通貨量が増えた結果お金の価値が下がりますから、キャッシュはもちろんのこと借金の価値も結果的に下がってしまうんですよね。つまり借金したもの勝ち

当時、国債やキャッシュ以外に株式や不動産を持っていた人はハイパーインフレの影響を受けにくかったと言われておりますから、やはりいつの時代も分散投資は必要だという事です。

そう考えると、現代はより一層分散投資は容易に出来ますから、少しづつ準備をしても良いと思います。もちろん実際にそんな事が起きなければそれで良し!

ただ、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言いますし、愚者にならない為にも過去に起きた歴史的事実だけはしっかり考えていきたいと思います。

投資気分'sWILL

ビットコインの解釈と、金との共通性

有限と無限の資産



「通貨とは、通貨としての信用があるからこそ通貨として成り立っている。」

なんか早口言葉みたいな感じですが、要するに「なんかコレは価値がありそう」とみんなが思い込んだモノが通貨になるという事です。

それがかつては「金」であったし、現代日本では「円」です。

ちなみに「金」は採掘量が限られている有限資産。

逆に「円」は、幾らでも紙に印刷してばらまく事が可能な無限資産です。

前者に価値があるのは分かりますが、後者はその全体量がどんどん増えていくのに価値が減らないというロジックは、何とも受け入れ難いものだと思います。

それに日本は戦後に預金封鎖と新円切替をやってるので、無限に発行できる通貨の信用というのは絶対ではないという事を頭に入れつつ、今日はビットコインの事を書いてみようと思います。

自分なりのビットコイン解釈


かなり前からビットコインに興味があったのですが、取引口座を作るのも面倒だしシステム自体もよく分からないのでぼ〜っとしていたら、いつの間にか1BTCが30万円位になったり急落したりで、早めに作っておけば絶対儲かったのにとボヤきつつ、最先端技術がチンプンカンプンな状態だけは避けたいので「ビットコイン」の触りだけ勉強してみました。

現代の通貨というのは一般的に国家による信用で成り立っていますが、ビットコインにはその様な裏付けはありません。管理方法もどこかに巨大なデータベースがある訳でもなくSkypeWinnyなどのように使用同士が「お互いに」データ処理をしつつ、新たにビットコインを採掘している「マイナー」と呼ばれる人達が管理役を担っているようです。

構図的には、管理をすると新たにビットコインが手に入るというシステムですね。非常に上手くできています。

またこれは初めて知ったのですが、ビットコインには「金」と同じく全埋蔵量が決まっており、2141年に枯渇するのだとか。

つまり絶対にインフレにはならない訳です。

どうもこのビットコイン開発者の「ナカモトサトシ」は、現代の無尽蔵な通貨発行と対決するべく、このシステムを作ったのではと言われています。

確かにインフレの起こりそうな国では、ビットコインを使って資金退避をさせようとする動きがあるので、思惑通りというところでしょうか。

上手くまとまりませんが、つまりビットコインというのは、様々な機能を併せ持った、実態は無いけれど「金」と同じような有限資産であるという事です。

もう少し勉強してからでないと買うのは怖いかな。でも口座だけは作っておいても良さそう。

投資気分'sWILL

日本はデフレ?資本主義ルールに負けないために

日本はデフレなのか?



以前にも書いたかもしれませんが、果たして日本は本当にデフレなのか?という事を今日は考えてみようと思います。

電車や高速料金などの交通費、水道光熱水費、通信費、そのどれもがジワジワ上がって来ているのは間違いないはずですが、一つ盲点なのが食費。

一見さほど値上げをしていないかのように見えますが、その内容量って減ってませんか?

ポッキーとか、昔はもっと沢山入っていたような気がしますが、無駄に小分けされていて本数は減ったと思います。(気のせい?)

なので実質値上げであって、デフレではなくインフレではないでしょうか?という個人的見解です。

資本主義ルールの先鋭化


上記の事がもし本当であると仮定して、それでも給料が増えていれば特に問題ないのですが、現状そうでない事が多い。インフレというよりスタグフレーションに近い気もします。

日本株外資比率って増えてきているんですよね。彼らは物言わぬ日本人株主と違いますから、自社株買いや増配に対して多くの注文を出すはずです。最近の高ROE傾向にも頷けます。

日本人は「会社は社員の物」と思いがちですが、本来は「会社は株主の物」です。

つまり「昇給」がおろそかにされて「増配」が優先されるという、良い悪いは別として資本主義のルールに忠実な状態になるわけです。

ますます預金第一主義が厳しい時代になってくるでしょう。

ポテンシャルを活かすための読書と投資


逆にしっかりと勉強してインフレ対策をしておくと、危機を脱するばかりか益々裕福になる事も可能です。

賛否両論ありますし先々の事は全く分かりませんが、もし日銀の出口戦略が失敗してハイパーインフレになってしまったら日本円は紙切れに、外貨所有者は大金持ちになります。

日本人のポテンシャルは本来高いはずですが、自ら情報を取りに行く姿勢を強めない限り、その強みを活かせないどころか、今後ますます衰退化の恐れがあります。

その為にもやはり読書と投資は重要になってくると思います。

投資気分'sWILL

  • 読書!
  • 投資!

米国株取引時間と手続きミス、バビロンの大富豪、投資の基本

米国株の取引時間と、その他注意点



本日祭日により日本は休場、米国市場は通常通り取引が行われています。

僕が使っているマネックス証券でも取引出来ますが、ドル転だけは日本市場開業日にしか出来ないのを忘れており、今日は身動きが取れずじまいでした。

ただその辺りの見落としさえなければ、米国株は昼間の働いている時間ではなく夜にゆったりとした気持ちで取引出来ますから、優れている面の一つではないかと思います。

立会時間は

  • 23:30~翌6:00

サマータイム(3月第2日曜日から11月第1日曜日)の立会時間は

  • 22:30~翌5:00

です。

日本のように休憩挟んでの「前場」「後場」とかありません。ぶっ通しです。

同じく、日本でお馴染みの「ストップ高」「ストップ安」もありません。上がれば上がりっ放し、下も同様。さすが投資大国です。

バビロンの大富豪


バビロンの大富豪を読みました。

投資とは何ぞや?という概念や、「投資の定義」を考えるのにオススメの一冊だと思います。

この本の面白い視点は、お金を「お金」をとしてではなく、「従業員(時代的な考察により本来は奴隷と書かれています。)」として捉えていることであって、さらにはその従業員を「働かせる」としています。

確かに投資とは「お金を使ってお金を稼ぐ」ワケですから、「従業員を使ってお金を稼ぐ」という事ある意味と同じなのかもしれません。非常に面白い。

以前とあるファイナンシャルプランナーが同じような事言っていましたが、もしかしたらこの本の内容だったのかな?

  • 稼いだお金の9割で生活、1割は自分へ。
  • うまい話には飛び付かず、知恵を持って投資を。
  • 1割のお金を寝かせるのではなく、働かせる。

素晴らしい基本ですね。


投資気分'sWILL

  • 手続きに気を付ける
  • 投資の基本を思い出す

3つの視点、人の行く裏に道あり花の山

3つの視点



企業や株に対して、「消費者」「経営者」「株主」この3つの視点が常に存在しています。

ドラッカーから言わせれば「イノベーションが起こらない企業は廃れる」となりますが、株主からすると「イノベーションを起こされると株主還元が減る」となります。

営業利益が出たところで、それが配当や自社株買いに回らず設備投資に費やされる訳ですから、株主としては有難迷惑です。

逆に消費者としては良い商品が手に入るようになるので、「どんどんやってくれ!」ですね。

経営者にとっては、イノベーションが必要な業界ではその経営手腕が問われますから、彼らは有能でなければなりません。イノベーション不要であれば無能でも構わない事になります。

このように三者三様の利害があるのが株式市場だと思います。

オールドエコノミー、下げている時こそ買い


そんな中どの様な銘柄に投資するのが良いのかは非常に悩みどころですが、やはり株主還元を重視している企業は外せません。

また、そもそものイノベーション不要産業であれば、経営陣がイマイチであっても株主利益は吐き出され続けますから、長期投資にはもってこいです。

となるとやっぱり個人的狙い目はオールドエコノミーと呼ばれる、大昔からある産業かな。

ハイテク銘柄が買われている反面、ディフェンシブな通信銘柄が下げています。(TとかVZとか)PERもだいぶ低めです。

なので以前に書いた通り、またちょびちょびと買っています。

人の行く裏に道あり花の山」ですね。

投資気分'sWILL

  • 株主利益優先企業を買う
  • 下げている銘柄こそ買う

お金持ちというゴール設定、態度を変える、PM配当金

ゴール設定の必要性



ここ最近「お金持ち」について連日のように考えています。

「どんだけお金欲しいんだよ」って感じですが、まぁ正直結構欲しいんだと思います(笑)

中でも「節約」について色々思い悩むのですが、まずそもそも自分がどの位の「お金持ち」になりたいのかを最初に決めなければ、その結論はきっと出ないでしょう。

というのも、例えば以下の3つのゴールによっては現在の取るべき行動が変わってくるはず。

  1. 月収20万だ!
  2. 月収50万だ!
  3. 月収1,000万だ!

1の場合に見るべき情報誌はタウンワークで十分。要はアルバイトだけでも達成可能です。

2はマイナビ?やら会社四季報まで読む必要が出てきます。

3は就活やってる場合ではありません。取り敢えず起業でしょ!

つまり何事もゴール設定が最初で、行動は後から付いてくるという理屈になります。

ゴール設定からなる現状の態度


では自分の場合はどうしたいのか?

先日、月収のゴールは100万としました。すると今のままでは全く到達不可能なので、何かしら態度を変えなければなりません。

節約を徹底した所で月収100万は逆立ちしても無理です。仮に現在月120万の収入があって出費を20万に抑えたいというのならば「節約」は正しい行動ですが、僕の場合には全く当てはまりません。

ですので僕が取るべき行動は、収入の幅を増やす事、そしてみみっちい態度を変える事ではないかと思った次第です。

節約より投資だし、ここ数年間身に付ける物までケチってきてしまいましたが、それも改めようと思っています。

まずはお金持ちと友達になることかな?彼らはきっと有益な情報を持っていると思いますので、積極的にアプローチしていきたいと思います。

みみっちい格好だと話しかける勇気も出ないですからね。態度を変える事はやはり重要だと思います。

コーチング関連本です。これのお陰かは分かりませんが収入が少し増えました。ゴール設定に関しては大変参考になります。

PM(フィリップ・モリス)より配当金チャリーン


タバコ銘柄フィリップ・モリスより配当金7株分$7.26(現レートで¥817)頂きました、チャリーン。少なっ。でもありがとうございます!

シーゲル氏が本で推している銘柄の一つです。

PM(フィリップ・モリス) 2017/07/14
株価 $119.40
PER 26.36%
配当利回り 3.49%
4半期ごと配当金 $1.04

投資気分'sWILL

  • 節約は程々に
  • お金持ちのような態度を心掛ける