投資気分

3級FP技能士。主に投資、読書、たまに音楽やその他色々な事を書いていこうと思います。株式投資は自己責任で!

お金持ちの真似、節約する対象としない対象

節約する対象は?



最近は「お金持ちになりたければお金持ちの真似をするべき」という論調に賛同していますので、爪に火をともす的な行動は慎むようにしています。でも無駄な出費は極力抑えたい。

節約といえども一体どこまで節約するかの線引きが難しいですが、「同じ機能で異なる価格帯」の物がもしあるのならば、それは無条件に低価格の方へ変えるべきだと思いますね。

代表的なものは携帯電話などでしょうか。

数ヶ月前の話ですがauからmineoに移行したところ、毎月約¥5,000の節約になりました。(浮いたお金を純金積立にそっくりそのまま移行!)

ただ僕の場合auガラケー契約を残したままmineoでデータ通信契約という状態なので、全てをmineoで契約するなるならば¥6〜7,000程の節約になるかもしれません。

定期預金の利回りなども「同じ機能で異なる価格帯」のカテゴリーに属するので、今ではどこも低金利ですが一応リサーチをかけても良いと思います。預入金額が多ければ利子収入もそれなりになるかもしれませんからね。

まとめるなら、定期預金は少し異なるかもしれませんが「同じ機能で異なる価格帯の消費財」は低価格帯の物へ変える、という事になります。

節約しない対象は?


先程の例とは逆に変えなくて良い物、節約しなくても良い物もあります。

結論から言ってしまえば「同じ機能で異なる価格帯のブランド消費財」です。

これは例えばロレックスやルイヴィトンやポルシェなど、ノーブランド品と比べて機能的には大差ない割に高価格な物となります。

節約の概念とはまるで正反対ですが一応それなりの根拠はあって、それは何より売れるから!

ノーブランドの時計などは買った瞬間から価値が下がり始めますし、国産車などもきっとそうですね。「新品未使用」ですら同じように価格が下落していくと思われます。

逆にブランド品は価格が下がりにくいばかりか、プレミアムが付いて値上がりする物まであります。つまりそれらブランド品は「消費財」という機能にプラスして「資産」としての価値を持ち合わせている事になりますね。

お金持ちとは、資本持ちであると思います。

確かに彼らは金融資産や不動産の他、多数のブランド品を身に付けていたりしますが、消費財にまで「分散投資」をしているのかもしれません。(お金持ちの本能として!)

すぐに現金化でき、価値が上がるようなものは節約せずに積極的に買っていきたいと思います!

投資気分'sWILL

個別銘柄の分散はかなりの資金量が必要、ETFとは?MOから配当金

資金量により分散投資の可否が決まる



株式投資でリスクを減らしたいのなら、やはりETFが1番だと思います。

個別株で分散投資をするとしても、手持ちの資金量が少なければ結局分散出来ずじまいになってしまうんですよね。

例えば僕が10万円しか持っていないとします。10万円で買える銘柄というのは非常に少ない上、その額ではほとんどの場合1銘柄買って終了ですから分散もへったくれもありませんね。

じゃあ単元株じゃなくて端株(1株から買える)で持とうすると、間違いなく手数料負けします。

手持ち資金が100万円あるなら多少なりとも分散は出来ますが、たかが知れています。

ですので個別銘柄を保有する前提においては、手持ち資金が多ければ多いほど分散が可能で、少ない場合は分散不可能となります。

そこでやっぱりETFだと思うのですが、ETFの分かりやすい説明がなかなか無かったので以下僕なりにまとめてみました。

ETF例え話


(架空の例を挙げて書いてみます。)

前記の通り手持ち資金が少ない場合は個別銘柄による分散は不可能と書きました。

逆に資金量が多いと個別銘柄による分散は可能なので、「投資気分ファンド」と銘打ったファンドを設立して、僕が色々な人から資金を集める事にしました。

上手いこと100人から合計1億円を借りられ、それを元手に個別銘柄に分散投資して運用。その結果配当金や売買益が発生したので、資金を貸してくれた100人に手数料を差し引いた「分配金」を渡します。

これがいわゆる投資信託です。

ただこれだと直接お金をやり取りしなければならず非常に面倒なので、「投資気分ファンド」を普通の企業と同じように上場してしまい、株式と同じシステムで資金のやり取りをしちゃおう!という物がETFになります。

「投資気分ファンド」100株100万円とし、それを100人の人が買ってくれると、めでたく合計1億円集まりました!という感じかな。

いかがでしょう?

たった100万円で1億円分の銘柄に分散投資出来るのが投資信託ETFの素晴らしいところです。その上ETFは手数料が激安な物が多いですから、なおさらオススメになります。

MO(アルトリア)から配当金


MO(アルトリア)から、8株分$4.39(現レートで¥497)頂きました、チャリーン。

アルトリアはタバコ企業です。まだまだこの世からタバコは無くならないでしょう。

PER低いですね、欲しいな。

MO(アルトリア) 2017/07/12
株価 $73.84
PER 10.00%
配当利回り 3.3%
4半期ごと配当金 $0.61

投資気分'sWILL

  • リスクを減らすならETFがベスト
  • MO買い増し

マイルールの重要性と、愛すべき暴落相場

マイルールの重要性



未だアセットアロケーションを策定していない身として偉そうな事は言えませんが、今まで細々ながら株式投資をやってきた中で最も大事だと思った事の一つに、マイルールがあります。

マイルールによって市場で起こるアクションへの対応が180度変わりますから、大変重要です。

僕の場合は長期投資なので株価が下がった場合に取るべき行動は「買い」ですが、もしデイトレスイングトレードならば「売り」になります。

見るべき情報も長期投資においてはPERや配当利率、デイスイングではそれらの重要性は下がります。

ただ、どのようなルールが自分に合っているかはその人の性格や才能に基づきますから、まずはやってみる事が必要ですね。最初からルールを決めるといよりも、やりながら覚えるという感じです。

ですので、最初はいかに失敗を少なくするかを意識してみると良いかと思います。

暴落相場は愛すべき存在!


長期投資の良いところはとにかくリスクが少ない事です。

少ないどころか、20年以上の長期になるとキャッシュはおろか国債よりもリスクが減るわけですから、長期の株式投資を行わない方がリスクの増大を招くことになります。

短期で考えるとやはりリスクはあります。特に定期的に起こる暴落相場によって手持ち資産が棄損しますので、そこだけは肝に命じておく必要があります。

とはいえ、この暴落相場は短期的なリスクではありますが、長期的に考えるとリターンの増大を招く起爆剤の役割も果たすという事実があります。

昨日ご紹介したシーゲル本にこう書かれています。

大恐慌が起こらなかった場合、前回のピークで投資した1000ドルは、1954年11月、2720ドルになっている。これは、実際に大恐慌を経験した投資家が手にした累計リターンを60%下回る。(株式投資の未来 /ジェレミー・シーゲル)

約20年間において実際のS&P500リターンは$4,440、もし仮に暴落が無ければ$2,720になるという事は、長期投資家においては暴落相場こそ愛すべき存在なんですよね。

暴落相場はいずれ来ると思いますが、それは自分にとって味方以外の何者でもないという「事実」をマイルールの一つに加えておきたいと思います。

投資気分'sWILL

  • マイルールに忠実に
  • 暴落相場は愛すべき存在!

長期保有の国債はリスキー、インフレに負けない資産

日本は本当にデフレ!?



日本はデフレで大変と言われ続けていますが、光熱費、電車代、高速料金などを考えると、「本当かよ?」と言いたい位、昔に比べるとその価格が上昇しています。

つい先日クローゼットから出てきたスラムダンクの背表紙を見たら3百円代でした。今のコミックは確か4百円代じゃなかったかな。

タバコなんかもずいぶん値上がりしましたね。

何か政治的な意図から「デフレ脱却」をスローガンにしているのかもしれませんし、実のところはインフレが潜在的に続いていて今後もその流れが持続されると仮定すると、やはり銀行預金だけではなく、インフレを吸収できる資産を持った方が良いと思います。

長期保有国債はリスキー!


株はリスキーだと言われていますが、10年継続保有しているとそのリスクは国債とほぼ同じに、20年経つと国債よりリスクは下がります!

裏を返せば「長期保有国債はリスキーだ!」とも言える事になりますね。

キャッシュなんてもっと悲惨で、米国の場合を考えると1801年の$1は、2001年には$0.07の価値に下落。

ちなみに1801年の長期国債$1は、2001年には$1,072

1801年の株式$1は、2001年には$567,485です!

長期的に考えると、現金至上主義がとてつもなく「リスキー」なのかが分かります。

シーゲルの株式投資の未来


早く買って読んでおけば良かった一冊。

インデックス投資が無難にリターンをもたらしてくれるのは周知の事実ですが、それよりも多くのリターンが得られる可能性のカギを握るのは配当であるとしています。

最も面白い視点だったのは、技術開発や生産性の向上によりその利益を得られるのは「投資家」ではなく「消費者」という事。

価格ドットコムなどの場合を考えると、確かに消費者にとっては物を安く買えますが、それによって得られる利益は希釈化し、まわりまわって投資家のリターンを押し下げるというのは納得できます。

通信料金の値下げの為、昨日持ち株のKDDIの株価が3%ほど下落していましたが、まさにこのパターンでしょう。

とはいえ低成長で高配当銘柄の長期保有は莫大なリターンを得られるようですし、KDDIは引き続きホールド。

このような判断を下す為にも読書は必要不可欠だと思いました。

投資気分'sWILL

  • インフレと仮定して行動する
  • 投資家が選ぶなら、成長より高配当!

お金持ちになる為の視点②B/Sを膨らませる!

大富豪と一般人のB/Sの違い


昨日の記事で、B/Sの視点について書きました。

結論としてはB/Sの左側が巨大で、右上が極小であればあるほど良いというのは間違いありません。

(こんな感じ↓)




資産 負債

  • 株式10億(3%配当金あり)
  • 不動産10億(10%家賃収入あり)
  • 投資信託10億
  • キャッシュ10億

  • 無し

<純資産>

  • 40億

このようなバランスシートであれば、キャッシュを一銭も使わずに、株式と不動産の利回りだけで余裕で食べていけます。

しかし、こんな状態の人というのは元々の大富豪か、カジノか何かで一山当てたような場合にしか当てはまらないですよね。

現実的な勤め人の場合はこんな感じだったりしませんか?




資産 負債

  • 持ち家1,500万円
  • 車200万円
  • キャッシュ100万円

  • 不動産ローン2,000万円
  • 車ローン250万円

<純資産>

  • マイナス450万円

左側の資産の方ですが、不動産と車は買った時点から値下がりが始めます。またキャッシュはデフレでない限り価値が下がりますし、今の預金金利で利回りは期待できません。

すると、その後どうなるかと言うと




資産 負債

  • 持ち家800万円
  • 車100万円
  • キャッシュ100万円

  • 不動産ローン1,200万円
  • 車ローン50万円

<純資産>

  • マイナス250万円

極端な例です。ローンも減っていきますが、同時に資産も減ります。つまりB/Sが全体的に縮小していきます。

これではお金持ちになれません。

ではどうするか?

お金持ちになるにはB/Sをどうするか?


簡単に言えば、利回りが出る資産か事業を左側に増やしていくしかありません。それに伴って負債も増えるかもしれませんが、とにかくB/Sを膨らませる必要があります




資産 負債

  • YouTube用機材200万円(5%利回り)
  • 株式100万円(3%利回り)
  • 持ち家800万円
  • 車100万円
  • キャッシュ100万円

  • YouTube用機材ローン200万円(3%利払い)
  • 不動産ローン1,200万円
  • 車ローン50万円

<純資産>

  • マイナス150万円

まず株式を買ったので無難に3%利回りを出してくれます。1番簡単なB/Sの膨らませ方ですね。

もう一つは、「ユーチューバーになろう!」と決めて撮影用機材を買った事により、左側には資産として、右上にはそのローンが計上されました。

機材ローンの利払いがありますが、それより多くの利回りを稼げばどんどんキャッシュが増えます。さらにローンが終わればそのまま稼ぎ続けられますね。

つまり無借金で資産を買うか、ローンを組んで資産を買うか、そのどちらでも良いのですがB/Sを膨らます事によって利回りを出す結果に繋がるという事になります。

B/Sを膨らませる!借金は悪ではない!


やはりB/Sの視点がアリとナシでは、お金持ち達成へのスピードが変わってくるはず。

実際に自分の資産をバランスシートに書き込んでいくと、今までに見えなかったものが見えてくると思います。

負債が多くても、それ以上に利回りが出せる資産が多ければ問題ないんですよね。

「借金してはいけません!」洗脳が解けると結構良い感じになります!

投資気分'sWILL

  • 財務会計の勉強をする
  • 脱!「借金してはいけません洗脳」

お金持ちになる為の視点、P/LとB/S、借金は悪ではない

P/Lの視点


お金持ちになる為に必要だと思われる視点のひとつに、P/LとB/Sがあります。

一見難しそうですが、まずP/Lの方は超簡単。要は「お小遣い帳」であって、いくらもらって、いくら使ったかという物。

もらった金額より使った金額が少なければ「黒字」、その逆ならば「赤字」です。

そこで一般的に黒字は良い事、赤字は悪い事だと思われがちなのですが、実はそう単純ではありません。

その理由はB/Sの視点を持っていると分かってきます。

B/Sの視点


B/Sというのは、現時点でどの位の資産と負債を持っていて、その差し引きはいくら?というものです。

例えば持ち家の事を考えると、買値ではなく現時点の評価額を左。ローン残額がある場合は右上に、評価額とローンの差引を右下に書き出します。

左側の額と右側の額がイコールになります。

(こんな感じ↓)




資産 負債

  • 持ち家1,500万円

  • 不動産ローン1,000円

<純資産>

  • 500万円

先ほどP/Lにおいて、「黒字=良、赤字=悪、とは言い切れない」と書きましたが、以下のような場合がそれに当たります。

毎月10%の利益が出る「機械A」などの、いわゆる設備投資をするため一時的に赤字になる可能性もありますが、長期的に考えると全く問題がないばかりか、その赤字のおかげで将来のリターンが増大する事もあります。

例えばある月のP/Lが↓

「収入50万」−「機械Aの頭金60万」=マイナス10万円の赤字

で、その時点のB/Sが↓




資産 負債

  • 毎月10%の利益が出る「機械A」1,000万円

  • 「機械A」のローン1,500万円(毎月1%利子)

<純資産>

  • マイナス500万円

のような場合です。

あえて赤字になる投資をした結果B/Sもマイナスになりましたが、時間が経てばその投資分は回収され、その後は利益をチャリンチャリンもらい続ける事ができます。

借金は悪ではない


赤字や負債など、一般的には良くない事だと思われがちなのですが、決してそんな事はありません。

「借金はしちゃいけません!」

これは嘘だと思います。むしろ借金はした方が良いです。(もちろんギャンブルなどの為ではなく、きちんとした利益を出せる物に対してです。)

元々のお金持ちだったら話は別ですが、そうでない人がお金持ちになるには、B/Sの右側に負債が増えても、左側にどれだけ利益性のある資産を積み上げられるかにかかっていると思うのです。

負債が返済し終われば、あとはチャリンチャリン。

以上、P/LだけでなくB/Sの視点が必要な理由でした!

投資気分'sWILL

  • B/Sを拡大させる
  • 借金をむやみに恐れない

お金もマネをして、自分の価値を上げてみる

「1円まで大事にするべき論」vs「お金持ちの行動をマネしろ論」


「お金持ちになりたければ、お金持ちと同じ行動をすれば良い」と以前に本で読みました。

お金持ちの行動とは一体何なんだろう?最近よく考えます。

例えば、、、物を買う時は多分値切ったりしないですよね?「価格ドットコム」とか見なそうなイメージがあります。

1円まで大事にしろ!という、「お金持ちの行動をマネしろ論」と真逆の方針を勧める本もありますが、現状の僕で考えると大して効果は出ていないと言うか、逆に卑屈になり過ぎているのかな?とも思っています。

「1円まで大事にするべき論」はこれまで約2年くらい続けて、確かに投資に出会ったお陰で小金は貯まったような気がしますが、まだまだ全くもって少ない。

なのでそろそろ路線変更しようと思っている今日この頃です。

ゴール設定


「お金持ちの行動をマネしろ論」の中で等に重要視される点は、「ゴール」と呼ばれる物を設定する事にあります。

ゴール≠目標ではないのですが、この辺りを話すと長くなるので、ひとまず目標という事にしておきます。

僕の場合物怖じする傾向が強いのも、今日ここではあえて見栄を切って下記の通り目標を設定しました。


「暫定目標」

  1. 金融資産1,000万円
  2. 月給100万円
  3. 新築一戸建て
  4. 新型MacBook
  5. 割と良いところの本棚
  6. 割と良い感じの椅子

差し当たってこんな所かな?

これが例えば来年の年初にどの位達成しているか。

バンバン達成しているようでしたら、この路線が正しい訳ですし、もしイマイチだったら戻せば良いだけの話。

これを達成する為に、最近買ったシーゲル本からもヒントを得ながら、アセットアロケーションの策定は確実にこなしたいところです。

あとやっぱり読書は続けますし、増やします。

自分の価値を下げる行為は辞めます!


最近「楽天チェック」と呼ばれるアプリで、よく行く店でチェックインによるポイントゲットをやっていましたが、やめる事にします。

店の指定場所でアプリいじっていて、「あー、自分何してんだろう」とよく思っていましたが、やっぱり精神衛生上良くない事だと思います。

こんな事していたら確かに自分の価値を下げるだけだわ。

楽天チェック辞めます!

投資気分'sWILL

  • 楽天チェックを辞める
  • ゴールを達成する方法を考え続ける