投資気分

3級FP技能士。主に投資、読書、たまに音楽やその他色々な事を書いていこうと思います。株式投資は自己責任で!

世の中に対儲かる方法はない!古典に花あり!KOより配当金

絶対に儲かる方法は、絶対にない!


お金を簡単に手に入れる方法というのが巷に溢れかえっています。

「これだけやれば絶対儲かる〇〇」というタイトルの本や情報商材がありますが、はっきり言ってお金と時間の無駄になりますからやめた方が良いです。

まず、この世に「絶対」はありません!不確定性や不完全性定理によって絶対があり得ない事だと証明されています。ですからその時点で嘘!

また、もし仮に絶対儲かる方法を知っているとしたならば、そんな美味しい事を人に教えるでしょうか?僕なら絶対にしませんよ(笑)

ですので、簡単にその上絶対にもうかる方法なんて物はあり得ない!と思っていた方がお金をドブに捨てずに済みます

誰もが敬遠する方法こそ、王道


じゃあどうすれば良いかと言うと、誰もが敬遠する事こそやってみるのが一番だと思っています。

今月の読書投資一発目です。

下のは「はてなブログ」のマニュアル本。当ブログの作成はかなりテキトーなので、基本からじっくり勉強してみようと思って買った次第。

本命はジェレミー・シーゲルの赤本と呼ばれている株式投資の未来。シーゲルと言えば配当再投資の権威ですね。

僕は知らぬ間にシーゲル派の投資方法を選択していた事になりますが、最初からこの本を読んで銘柄選択をしていたら、現在のリターンは明らかに増えていたと思います。がっくし。(まだ全部読破していないので、読破後またご紹介します。)

古典的な投資本は確かに読みにくい。ただ読みにくいからこそ、誰もが敬遠して読まないからこそ、そこには読んだ人だけが成功できる知恵が書かれているのだと思います。

この本で学んだ事は、また確実に実行していこうと思います。

ちなみに上記の本合計¥4,082。毎月最低¥10,000位は読書投資に使っていく予定です。そしてそこから10%〜20%くらいのリターンは出したいですね。

コカ・コーラ(KO)から配当金、チャリーン


コカ・コーラ(KO)から配当金。6株分$2(現レートで¥227)頂きました。毎度少なくて恥ずかしいですが、こんな所では終わらずにもっと多くのリターンが得られるよう頑張ります。

そして見て下さっている方々にとって何か役立つ情報を提供できるようさらなる精進をしてまいります!


KO 2017/07/06
株価 $44.30
PER 31.05%
配当利回り 3.33%
4半期ごと配当金 $0.37

投資気分'sWILL

  • 投資古典本を読みまくる
  • 役立つ情報を提供する

大昔から変わらない、お金の得方と増やし方

価値の創出



お金を得たりお金を増やしたりするには、価値を創出するか、価値のある物に投資をするかのどちらかです。

人がお金を支払う対象というのは自分では作り出せない価値であって、自分で作り出せる価値にはお金を支払う必要はありません。

自力で家を建て食料を調達する、原始時代の様な生活を営むのなら、お金は捨ててしまって良いでしょう。

自分で家を建てられないから誰かに頼んで建ててもらったり、手元にない食料を食べたいから持っている人に譲ってもらったりと、作り出せない価値の対価としてお金を支払うわけです。

ですのでお金を得たいのならば、他者が望むような価値を創り出せれば良いという事になります。(=自己投資)

またお金増やしたいのなら、価値を創り出そうとしている人にお金を提供して、その分け前を貰うという事になります。(=株式投資など)

動機は明確にした方が良い


僕はお金を得たいしお金を増やしたいので、本を買って読む自己投資と株式投資をしています。

でもお金を得たところで何に使いたいのか、欲しい物全てが買えるような億万長者になった後は何がしたいのか、その辺りのビジョンが実はあまり鮮明ではありません。

これって結構問題みたいなんです。

行動に対する動機というのが甘いと、行動のもたらす力が弱くなるんですよね。

働かなくてもお金に困らない状態、もしアーリーリタイヤを達成した所で何がやりたいのか。

そもそも仕事が結構好きなので、アーリーリタイヤは望んでいないのかも。

逆に嫌いな仕事をやらなくても収入が得られるという理由ならば、不労所得を作るための良い動機になりそうです。好きな仕事だけやるというのは理想です。

つまり不労所得により自由な時間を得るという願望は、モチベーションアップの役に立ちそうです。

時間だけは金持ちでも貧乏でも分け隔てなく平等です。嫌な仕事=時間の浪費を減らせるように、また明日から色々考えてみようと思います。

古典の教え


最初の「価値の創出」で書いた事は、以前に読んだ中公文庫の「国富論Ⅰ」の内容を自分なりにまとめた物です。

字がめちゃめちゃ小さいし、言葉遣いが難しいし、注釈だらけで読むのに骨が折れましたが、得るものは沢山ありました。もちろん一度だけでは理解した内に入らないので、また読み返そうと思っています。

お金を得たり増やしたりする方法は、結局は価値の創出であって、その仕組みは大昔から変わっていない。そして現代でもその事をしっかり守って実践すればお金には苦労しないのかも、と思いました。

読書数と年収、やっぱり比例するのかも。


投資気分'sWILL

  • 大昔からの仕組みを確実に実行
  • ビジョンを明確にする

株式投資3年目、今までの失敗②

ボロ株失敗談



「ボロ株」という、経営危機や倒産間近などの理由で株価が数円や数十円という、正真正銘の紙切れ状態に近い銘柄があります。

ボロ株から不死鳥のように復活したところもあるので一概には言えませんが、基本的には高リスクで難しい銘柄である事には間違いありません。

昨日に引き続き、今日はこのボロ株失敗談を振り返ってみます。

好決算から一転直下の「株主併合」


僕が買ったボロ株は「大盛工業」という下水道関連の企業で、当時確か¥30〜40辺りを推移していたと思います。

1単元100株でしたから¥3,000〜¥4,000。株を始めたばかりの僕にとって¥3,000〜¥4,000で買える株っていうのは、意外性と魅力の両方を併せ持つものでした。

「株ってこんなに安く買えるんだ!」という、今考える非常に恥ずかしい理由で(過去の決算もロクに読まず)大盛工業を買ったんですよね。いや〜浅はかだ!

ただ購入後しばらくしてからグングンと値を上げてくれたので、それに遅れまいと買い増しの連続、最終的には合計1,000株くらい買ったと思います。¥40,000以上は使い込んだかな?

当時大盛工業無配だったのですが、その後に好決算と復配が発表され「ヤッター!これはボロ株ではなく不死鳥株だ!」と思ったのが束の間、一転直下「株式併合」が発表されズルズル値を下げてしまったのです。

ちなみに株式併合とは、例えば2株を1株に10株を1株になど、文字通り株をまとめてしまう事です。資産価値は変わらないのですが、株価が下がる例が多い。

逆のパターンでは、流動性を高める目的で株式分割(株式併合の逆)というものがありまして、こちらは株主にとってのデメリットは基本的に無いと思います。株式分割の発表後には株価が上がる事が多いようです。

失敗から得た教訓


株式併合、株式分割には諸説ありますが、この大盛工業の例では結果としてデメリットが多かった事になります。(会社ではなく株主にとって!)

増資→株価下落→株式併合→増資→株価下落→株式併合→以下繰り返し

あるらしいんですよね、こういうパターン。無知な個人株主がやられます。(僕です)

ちなみにその後の顛末ですが、決算前の株価¥30〜40だったのが、併合前価格で換算すると¥15位まで下がった挙句、再び無配転落したようです。

ボロ株が、ボロ株たる所以でしょう。

僕はこの大盛工業を途中で損切りして、¥20,000の損失を確定しました。裏を返せば空売りで儲かった人(というよりファンド?)もいるって事です。

そしてこの失敗から得た教訓は、プロ達の餌食にならないようにボロ株には手を出さない!です。

投資気分'sWILL

  • 失敗から得られた経験を生かす
  • 同じ失敗を繰り返さない

株式投資3年目、今までの失敗①

株での失敗


そういえば株式投資を始めてから早いもので3年が経ちました。紆余曲折ありましたが、その経験の中でも「失敗!」と思われるものを挙げてみようと思います。

多分この2つ。

  1. 高値掴みした「ユニリタ」
  2. 大盛工業」というボロ株に手を出した

今日は1つ目に関して振り返ってみます。

勉強不足の高値掴み


当ブログで何度も登場している「ユニリタ」という企業。

個人的には初めて買った銘柄ですし、配当、優待、株主総会、この全てを初体験させて頂いた事もあって今でも思い入れが強いです。


ユニリタ(3800) 2017/07/04
株価 ¥1,752
PER 12.73倍
PBR 1.38倍
配当利回り 2.63%
予想1株配当 ¥46
優待 JCBギフトカード
¥2,000相当(100株以上)
¥4,000相当(500株以上)

買った事と、今でも保有している事に後悔はありませんが、いかんせんタイミングが良くなかった!

購入時期は2015年の7月初旬、アベノミクス絶好調に沸いていた?時期でしたが、チャート分析を軽視した上、事もあろうにヤフーファイナンスの掲示板を参考にした勢いで買ってしまったのが、いわゆる初心者の典型的大失敗でした。

買ってから数ヶ月は上昇して+¥20,000位の含み益を出していたのですが、その後ギリシャショックにチャイナショック。

えっ!?こんなに下がるの?って言うくらい下がったと思います。(−¥60,000位)

プロスペクト理論」という、損失は利益に比べて2倍の評価を下してしまうという法則に従い、天井から大底までの¥80,000×2で、体感的には−¥160,000位のショックを受けていました。


不幸中の幸と教訓



しかしながらここで売らなかったのが不幸中の幸で、今日の時点で−¥17,000の含み損ですが、今までのところ配当金を約¥8,000とギフトカード¥4,000分を頂いております。このままホールドしていけば含み損はおろか投資元本も回収出来るかもしれません。

ですので、この失敗による教訓は

  • バイアンドホールド方針といえど、チャート分析は必須
  • ヤフーファイナンスの掲示板は見ない(当てにしない)

です。

ちなみにチャート、テクニカル分析には、投資古典本のこちらが良いと思います。読みづらい上に高い!のですが、やはりこういうのを乗り越えないと永遠にカモられるだけになってしまいます。

市場は確実にカモを狙ってきます。バイアンドホールドはカモられる危険性は少ないとは言え、含み損分の機会損失は少なくはありません。

投資においてカモからの脱却が最優先ですね。

投資気分'sWILL

  • 失敗は繰り返さない
  • 勉強は繰り返す

投資≠投機、宝くじの控除率

投資≠投機

今でこそ「投資」というワードを聞くと心がウキウキしますが、かつては「ヤバいんじゃないの?」と、投資をやった事がない人が一般的に感じるような猜疑心を強く感じていました。

投資とは「株式投資」に限らず、元本割れを起こさない「自己投資」も投資の一つです。ですからそもそも猜疑心を抱く事自体がかなりおかしい。

にも関わらずそうなってしまうのは、多分「投資」と「投機」のイメージがゴチャゴチャになってしまっているんでしょう。(というより僕がそうでした。)

投資はリスクやリターンをしっかりと計算してから行う事であって、投機はその逆です。

勉強してからの株式投資は、ギャンブルの代表である宝くじと同列ではなく、列記とした「投資」です。

その辺りは確実に線引きしていきたい所です。

マイナスサムゲームな宝くじ

控除率という概念がありますが、要は手数料です。

宝くじの控除率はなんと55%!

¥10,000買ったら¥5,500も手数料で持っていかれます。残った元本¥4,500で競い合うわけですが、これは結構エグい「投機」ですよ。

宝くじってクリーンっぽいイメージがありますけど中身は正反対で、結局は天下り団体にお金をむしり取られてるだけです。

公営競馬が20〜30%、イメージが悪いパチンコですら平均10〜15%ですから、どれだけ宝くじがマイナスサムゲームなのかが分かります。

ちなみに株式の経費は数百円位からなので控除率を計算すると1%位?もちろんそれ以下になる事だって沢山あるのですが、このような事実を知らずに「株はギャンブルだー!」と言いつつ宝くじをせっせと買っている人がいたりします。

趣味で買っている場合はあえて止めはしませんが、公営ギャンブルの意外なカラクリは知っておいても損はありません。

投資気分'sWILL

  • 宝くじはやめておく
  • 投資商品の控除率を要チェック

アセットアロケーションの策定を考える

下半期はアセットアロケーションの策定


今年も早いもので残すところ半分。

これまでの流れのまま残り半年を過ごすのではなく、下半期は自分なりのアセットアロケーションを策定していこうと思っています。

ちなみに僕は30代ですが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」より自分の年齢に当てはまるアセットアロケーションを探すと

  • 株式65%
  • 債券20%
  • 現金5%
  • 不動産10%

(ウォール街のランダム・ウォーカー、ライフサイクルに応じたアセット・ミックスより)

この割合が当てはまります。

実は僕のポートフォリオに債券と不動産はありません。これまでは特に気にしていませんでしたが、色々な情報へ触れていくうちに「これは結構ヤバい事だ!」と思い始めたので、少しづつ買い始めてみようかなと思っているところです。

効率を良くするために

基本的に株式のリターンは長期で考えると群を抜いて高いです。

長期投資の優位性というのは揺るぎないものでしょうが、1年に1度のリバランスが何もせず放置よりもリターンが若干高いという事と、短期に限って株式のリターンが債券とインフレに物凄く負けてしまうという事から、下半期の目標を立てるに至りました。

  • 年1回リバランス(8.41%リターン)
  • バランスなし(8.14%)


「2004.4〜2009.3における↓」

(ウォール街のランダム・ウォーカーより)

色々な投資家の方々のブログを見ても意見は様々。米国株はもうバブル?それともこれからバブル開始?など、未来を予見するのは本当に難しい。

だからこそ自分なりのアセットアロケーションを策定して、そこに淡々とお金を落とし込んでいけば良いのではないかと思うんです。

だから本当はインデックスが一番良いんでしょうが、やっぱり個別株って面白いし優待もらえると嬉しいので、その辺りはまだまだ現状のままで行くつもりです!

投資気分'sWILL

6月の履歴

6月配当履歴、及び買付銘柄と数


米国株

銘柄 株数 入金額($)
CVX32.92
IBM11.35
JNJ43.02
MCD21.69
PFF121.95
RDS.B109.4
UL51.91
V50.75
WFC41.37
WMT10.46
XOM1510.39

合計 $35.21


日本株

銘柄 株数 入金額(¥)
オリックス1002,213
オリックス(信用分)1001,984
KDDI1003,586
ユニリタ1001,833

合計 ¥9,735

総合計 約¥13,691(現レートで)

でした!チリも積もれば、まーまー山になる。

続いて買付銘柄と数↓

銘柄 株数 買付額($)
VZ10461.5

年間$20.772(現レートで¥2,334)の配当権利を得ました。

6月の読書数、及び読書投資

今月の読書数は30冊でした。(先月20冊。)

今月の読書投資は購入7冊、¥16,077でした。

投資気分'sWILL

  • 投資スピードを緩めない
  • 来月の目標読書数は50冊!